当院整形外科では整形外科領域疾患、いわゆる「運動器疾患」を取り扱っています。

運動器とは、四肢・体幹（背骨）のすべての皮膚、骨、関節、靭帯（じんたい）、筋肉や脊髄（せきずい）・神経を指し、身体の感覚を脳に伝えて、反射的あるいは意図的な身体運動を行う器管です。つまり、私たちが日常の行動を行う上で欠くことの出来ない器管といえます。

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この運動器に生じる慢性疾患である「腰痛、関節痛、リウマチ、五十肩、骨祖鬆症、手足のしびれ」等の他に、外傷である「骨折、捻挫、スポーツ外傷、交通外傷、労災事故」等取り扱っています。

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また積極的に救急医療の受け入れを行っており、頭部、顔面外傷、胸部・腹部などの臓器損傷を合併している多発外傷を取り扱うこともありますが、重症度に応じて他の医療機関と連携し、対応を行っています。

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当院では年間約300例の手術を行っていますが、ほとんどが整形外科領域の手術が占めており、顕微鏡下の手術や関節鏡下の手術も可能な設備を備えています。

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近年高齢化に伴い、年配の方の大腿骨頸部骨折が高頻度に発生し、手術症例も増加する傾向にあります。

診 断の補助手段として コンピュータ使用による断層撮影(CT 3次元CT)、イメージング・プレートを使用して撮影し、コンピュータによって画像データをデジタル化するX線撮影(CR)、磁気共鳴画像(MRI)など の画像診断や、骨の硬さ・もろさを調べる骨密度測定、神経・筋肉の病気を調べる筋電計などの検査器具も充実し、より質の高い医療を提供できるように努力し ています。

また社団法人日本整形外科学会認定制度による研修施設に指定されています。